他人のプライバシー権侵害に気を付けましょう


プライバシー権は誰でも持っている

プライバシー権は大切な権利の一つです。高度情報化社会となった今、個人情報はひと昔前に比べて更に大きな価値を持っています。他人から様々な個人情報やデータについて質問される機会がありますが、プライバシー権がある日本では特段の事情が無い限り、私的な物事について詳細を他社に明かす必要はありません。他人の写真や動画を無断で撮影する事は、プライバシー権の侵害になる可能性大です。個人のビジュアルはある意味で最大の個人情報であり、本人の了承をせずに動画や写真を撮影し、それを無断でSNSなどで公開してはいけません。ただ実際には、そういった肖像権の侵害になる行為が横行しています。電車や街中で勝手に自分の姿が撮影された、このような被害を訴える方々がいるのが実態です。肖像権はいわゆる有名人や芸能人の方々にだけ発生し、ごく普通の一般市民には発生しない、と解釈する方々はいますが、これは誤りです。プライバシー権は皆、平等に与えられた権利であり、芸能プロダクションに所属しているか等の点は問われません。

知らぬ間に迷惑行為をしてしまう可能性も

SNSやブログは文字通り世界中のネットユーザーが閲覧する媒体となりました。無断で撮影した他人の写真や動画を、面白いからという理由だけで公開すればトラブルになる可能性大です。いわゆる街の風景などは肖像権がなく、公共の物ですので著作権法に触れる可能性はありません。一方で街を歩く人や電車内で過ごす人を無断で撮影し、更にそこに誹謗中傷とも受け取れるメッセージを添付した上で、ネット公開すれば名誉棄損や迷惑行為になる恐れが高いです。簡単にスマートフォンやタブレット端末で写真や動画が撮影出来る時代になりましたが、プライバシー権への理解は常に頭の片隅に置いておかなければいけません。

スナップ写真や動画を公開する前に要確認

思い出を残すため、旅先や街中で写真撮影をする方々は多いですが、撮影する際は背景の映り込みにも要注意です。家族や友達を撮影する場合、当然ですが相手はカメラに撮られる事を了解してくれています。一方で背景に他人の家の表札や車のナンバープレート、個人特定に繋がる書類やパソコン画面などがあったら一大事です。最新のスマホやタブレット端末は解像度が非常に高く、いわゆる背景に偶然写り込んだ物でも鮮明に記録されます。他人の個人情報が背景に写り込んだ写真や動画を、無修正でアップロードするのはNGです。プライバシー権の侵害になる可能性がやはり高く、問題のある個所はトリミングをしたり、ぼかし風のモザイクを加える等の処理をしてからSNSやブログにアップロードしましょう。

機密文書は社内で適切に処理をしてから、処分したい物です。シュレッダーで細かく裁断すれば、内容が判別できなくなります。